選手の海外派遣について

 西湘カイダースは2015年6月1日付で、西内功輔選手(背番号24)を球団シンガポール支部へ派遣することを決定しました。野球という競技がまだ勃興期にある同国ですが、中長期的な将来を見据えたときに、より広い視点で球団の戦力整備に貢献したい、という本人の強い希望を尊重したものです。

 球団としては貴重な戦力が一時的であっても減損する事態を極力回避したいと考え、本人と何度も話し合いを重ねてまいりました。しかし西内選手の意思は固く、また球団としても将来海外からの戦力補強の礎を築くことの重要性を話し合いの中で認識し、この決断に至った次第です。

 尚、西内選手の処遇ですが、選手としての籍はそのままとし、球団海外特派員としてその責務を担ってもらうこととしました。今後も西内選手の活躍を温かく見守って頂ければ幸いです。


<西内選手コメント>

 「球団には私のワガママを聞いてもらい感謝しています。シンガポールの子どもたちに野球の楽しさを知ってもらうこと、また将来私たちと一緒にチームの勝利に貢献できるような戦力の増強に努めるつもりです。」


<杉本社長コメント>

 「彼には自分を貫け、と一言だけアドバイスをした。元来グローバルな視点を持った男だから、当然の流れと言えるかもしれない。」


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